小笠原には、偉大なる癒しの自然があります。
自然の劇場、小笠原
小笠原の夕日

空という、巨大なステージ。
宇宙を感じるドラマは、夕陽とともに開演を迎える。
水平線に沈む、とてつもなく雄大な太陽。
ゆっくりと堂々と昼の終わりを告げながら、
空一面を真っ赤に染める。

小笠原の夕日

しばらくすると、次の主役、月が優しい光を放ち始める。
今日は三日月だ。水平線に沈む三日月、
月没はこのドラマの見せ場でもある。
半分も沈むと、もはや月には見えない。海上の光の柱と化す。
沈むと言うより、海に突き刺さった月。
一本の柱が、グッグと刺さっていく。
その柱はやがて点になり、
黄色い光は舞台からフェードアウトする。

小笠原の月

まだまだ、ドラマは終わらない。
月没後、次のスターが登場する。星たちだ。
夜空いっぱいに想像を絶する星の数。
はっきりと描かれた天の川、夏の大三角形。
願い事が足りなくなるほどの流れ星。
無数の星の中に、惑星を発見する。
時期にもよるが、木星・水星・火星・土星・金星。

この壮大なドラマを見ている我々は、水の惑星 地球という星に住んでいる。
惑星は太陽の周りを公転し、自転する。我々が宇宙の一員であることを、認識し、
舞台は幕を閉じる。


小笠原にリゾートを求めても、それは存在しない。
汚れなき自然が、そこにある。ただそれだけだ。
しかし、ただのそれは、今となってはとても貴重なものになってしまった。

我々の作る塩は、海をまるごと一粒の結晶へと手作りで封じ込めたもの。
自然の織りなすドラマを連想し、そんな場所で作られた塩によって、
少しでも元気になってもらえれば、幸いである。

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