木原光知子さん(ミミ スイミング クラブ代表)
長年あこがれ続けていた小笠原に初めて伺ったのは、 今から六年前のことでした。東京の竹芝桟橋より船で28時間、 南米のブラジルへ行くのとほぼ同じ時を要する小笠原。 伊豆七島の大島、三宅島そして八丈島を過ぎると、 太平洋のど真ん中をひたすら南へと船は走ります。 小笠原には朝着いて、なにもかも驚きの連続。 ウミガメが出迎えてくれて、夜になると 満天の星空に何度も流れ星があり、沢山願い事をしました。 兵庫県明石市で生まれ、岡山で育った私は 瀬戸内海の自然の中で過ごしましたが、 小笠原の海は青の深さが違います。 またもぐってみて透明度に感動しました。 念願だったイルカとのランデブーも 子供の頃に戻ったように、夢中に泳ぎました。 雨の降った夜にグリーンに光るキノコの一種 “グリーンぺぺ”には神秘な小笠原の一面を見ました。
小笠原の中にいると、自分の顔が、体が日に日に癒されていくことがわかりました。 小笠原で丁重に時間をかけた手作りの塩に出会い、しかも東京で生まれ育った青年二人と、 小笠原の自然を知りつくしたスタッフのみなさんの情熱を知り驚きました。 スポーツをすると汗をかきます、もちろん水泳も同じです。 体内に必要な塩分を補給しなければなりません。 ミネラルがたっぷり含まれている「小笠原自然海塩」は最適です。 自分が健康である為に、“たかが塩、されど塩”この塩にとことんこだわり続けたいです。
坂田幹夫さん(レストラン・KANSEI オーナーシェフ)
●港区南青山 tel.03-3423-9831 ランチタイム:12:00〜14:00 ディナータイム18:00〜22:30 自らが選び、納得した素材を使って、 フランス料理を原点としながらも、 常に新しい料理を作り続ける、人気シェフ。
私の料理はまず、いい食材を探すことから始まります。 それは調味料にもいえることで、中でも塩選びは一番のポイント。 私はすでに10年以上も前から、自然塩を使っています。 自然塩と言っても種類は多く、どれがベストなのかは一概にいえませんが、 いくつか使ってみて「これだ!」と思ったのが「小笠原自然海塩」です。 この塩は、ステーキ肉にふれば、肉のうま味を引き出してくれるし、 スープにふれば、一発で味を決めてくれるのです。 先日、アルカリイオン水にこの塩を加えて、アサリの砂出しをしてみました。 これまで使ってきたいくつかの自然塩の場合も、アサリは当然、生きているのですが、 2日目、3日目と、日がたつうちに少しずつ身がやせていくのです。 ところが、小笠原自然海塩の場合は、逆に身がどんどんふっくらして、 塩水から身をとりだしても、元気に塩水をピュッと吹き出すのです。 この塩が、いかにいい海水から出来ているのかを実感しました。 それで、ますますこの塩が好きになってしまいました。
1.ポロねぎは白と緑の部分に分けて洗い、細かく切る。 2.新じゃがいもは皮をむいて小さく切る。 3.鍋にバターを溶かし、ポロねぎの白い部分を加えて塩をかるくひとふりし、 水気をとばすようにソテーする。 4.3にじゃがいもを加えて炒め、透き通ってきたら、 ブイヨンとミネラルウォーターを加えて、一気に沸騰させる。 5.4の味を見ながら塩をやや強めに加え、強火で沸騰させたらすぐに弱火にし、 ふたはしないで15分煮る。 6.5をミキサーにかけ、充分に攪拌してねぎの繊維を切る。 7.6をシノワで漉して鍋に移し、焦がさないようにもう一度沸騰させる。 8.7を混ぜながらもう一度味を見て、やや強いかと思える程度に塩味を整える。 このとき濃度がつきすぎているようなら、ミネラルウォーターを加えて調整し、 再び煮立ったら金属製のボウルに移す。 9.8のボウルの底を氷水に当てながら急速に冷やし、 冷えたら冷蔵庫に入れて1時間ほど休ませる。 よく冷やした器にスープを盛り、あさつきの小口切りを散らす。
久司道夫先生
【略歴】長年に渡り、自然宇宙観とマクロビオティック理論を米国を中心に欧米各国で実践。特に米国において、氏のメニューをリッツ・カールトンホテル/カーター元大統領/クリントン大統領/トムクルーズなど約300万人もの人々が実践している。 1999年米国の食生活に多大なる貢献をしたとして、国立スミソニアン歴史博物館にエジソン/ライト兄弟らと並び、日本人として初の殿堂入りを果たした。
日本のマクロビオティックや自然食の同士によって、長年にわたり、 いろいろ良い自然塩の開発がされています。 それらは皆様方の食卓に風味を与えていると思いますが、 日本の遙か南の孤島、小笠原で、輝く太陽、紺青の黒潮、 清らかな潮風に洗われた素晴らしい塩をおすすめします。 この塩は特に、小笠原自然海塩のみなさんが、真心を込め、 命をかけて全く自然の方法で、おつくりになっていらっしゃるので、 塩ひとすくいの中に、魂が込められています。 小笠原は超古代の昔から、日本の沿岸の他の島とは異なる、 天然の波動に包まれた太平洋の隠れた宝石とも言うべき島です。 日本の風土がいろいろ汚染される中で、 私たちの身も心もそして霊性をも高く養ってくれるのが この小笠原自然海塩です。 どうか、調理や漬け物に、あるいは日常の食卓に、あるいはごま塩やふりかけに、 またいろいろな風味と香気を添えるために、この塩を毎日お使い下さるよう推薦いたします。