小笠原自然海塩の秘密は、その製法にもあります。 “小笠原の清浄な海水を、 一粒の塩の結晶にまるごと封じこめる。” ミネラル豊富な海水を余すことなく濃縮するために、 すべて手作りで行っています。
通常の塩作りの場合、結晶がある程度の量になると、 採塩してしまいます。しかし「小笠原自然海塩」は、 水分をほぼ完全に蒸発させるまで、 つまり一粒の塩の結晶に海水のすべてを封じ込めるまで 採塩を待ちます。ここまで待ち続けられるのは、 海水がきわめてピュアであるため。
通常、水分を最後まで飛ばしてしまうと、 茶色の塩になってしまいますが、 「小笠原自然海塩」はあくまで真っ白な塩になります。 これが、釜を使った ピユアボニンソルト(Pure Bonin Salt)です。
また、濃縮した海水を専用容器で結晶化させるのが、 ムーンソルト(Moon Salt)です。 太陽と月の光など自然の力だけによって、 じっくりゆっくり水分を蒸発させていきます。 まさに自然の息づかいとともに結晶させていくのです。 ムーンソルトの一粒の中には、 海だけでなく小笠原の自然が封じこめられているのです。